展覧会
シャンボール城では、城の見学をお楽しみいただくために、質の高い展覧会の開催に努めております。開催にあたっては、多くの初めて訪れる方々を含めあらゆる見学者の皆様にご満足いただけるよう、様々なテーマを提案し、多彩な雰囲気を演出しています。約10年前より、展覧会の開催は下記の2つの方針に沿って行われています。
- シャンボール城の歴史の探求(「夢想:シャンボール城のサックス元帥」、「イタリアからシャンボール城へ:フランソワ1世とフランスの王子たちの騎行」、「メイド・イン・シャンボール」などの歴史に関する展覧会)
- 城のコレクションの展示(「 滑らかな感覚と悦楽、タペストリーの傑作 」、「オペラの夢幻」、 「スキピオとハンニバル:王のタペストリー」)
シャンボール城ではタペストリーを定期的に展示していますが、これはこの城をフランスにおけるタペストリー展示の中心地にしようという意欲を反映しているものです。タペストリーは残念ながら一般にはあまり知られていませんが、優れた芸術であり、多くの場合、作品のサイズが大きいことが特徴です。シャンボール城は広々とした部屋を備えているため、このような大型のタペストリーを展示するには最適な場所と言えるでしょう。タペストリーはもともと住居としての城の壁に飾られていたわけで、そのシャンボール城でのタペストリーの展示は、当時の家具調度品の一部としての装飾を再現しているといえます。
このようにシャンボール城は、その歴史に基づいて、居城として使用されていた時代の装飾を再現し、この城の建築様式と密接に結びついた作品を展示しています。また年間約80万人の見学者の大部分は必ずしも美術館の愛好者というわけでなく、シャンボール城はより多くの人々に向けて芸術を奨励することをめざしています。
